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ミラン本田の強力ライバルが明かす躍動の要因 “恐怖政治”からの解放と現監督への確かな信頼
恐怖から解放されたスソが本田を押しのける
「シニシャの時は違った。恐怖が存在した。だが、モンテッラは我々に穏やかさを与えている」
若手を容赦なく鍛えることで有名なミハイロビッチ元監督は「鬼軍曹」とも呼ばれた。日本代表FW本田が昨年10月に発熱でダウンした際には「なんてダメなサムライだ! 日本人が発熱するなんて初めて見たよ。萎んでしまったように見える」と一刀両断していた。その一方で、ピッチ上で奮闘した選手を擁護し続け、昨季シルビオ・ベルルスコーニ会長の独断専行で解任された際にはサポーターと選手が憤怒。抗議の声がサンシーロに渦巻いたほどで、選手やサポーター人気は高かった。
それでもスソは、ミハイロビッチ政権下で萎縮していたようだ。リバプール時代に将来を嘱望されたレフティーは恐怖政治から解放されると本田を押しのける活躍を見せ、現在はモンテッラ監督の下で才能を開花させようとしている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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