リバプールが夏の移籍市場でサラーを売却か PSGが115億円を支払う準備と海外報道
サラーとリバプールの現行契約は2025年まで
イングランド1部リバプールは、今夏の移籍市場でエジプト代表FWモハメド・サラーを放出する可能性があるようだ。スペインメディア「TodoFichajese」が報じている。
今シーズンのリバプールは苦戦が続いており、現在はリーグ戦で暫定7位(10勝6分7敗)。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて厳しい状況にあるなかで、ユルゲン・クロップ監督は来季に向けて大きな変化を示唆した。そのなかにサラーの放出があるのではないかと報じられている。
記事によると、「リバプールは来シーズンに向けて、再びプレミアリーグで最高のクラブの1つに返り咲く計画を立てて、来シーズンのチーム編成に着手している。クロップ監督はハイレベルな選手を獲得してチームを刷新すること、そしてクラブの近年の歴史上のビッグネームを手放して、大きな改革を行う見込みだ」という。
セネガル代表FWサディオ・マネが去ったチームで、攻撃のリーダーになることが期待されていたサラーは、リバプールとの契約を2025年まで残している。だが、今シーズンは低調な出来で、レベルを落とした。ここまで公式戦35試合で19得点9アシストを記録しているとはいえ、プレミアリーグでは23試合8得点にとどまっている。
サラーも、CLでプレーすることを望んでいるという。そして、彼の獲得に乗り出す可能性があるクラブの1つには、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の名前が挙げられており、8000万ユーロ(約115億円)を支払う準備があると伝えられている。
リバプールは、サラーの代役となり得る選手たちを獲得しており、さらにドイツ1部ボルシア・ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムの獲得にも乗り出すという。サラー売却で得る見込みの8000万ユーロは、その獲得資金の鍵にもなる見込みとされており、イングランドの名門が今夏、どのように動くか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)