久保建英は「手ごわい相手」 無得点に抑えたバレンシアDFを現地評価「素晴らしいプレーをした」

久保建英を抑えたバレンシアDFラト(左)に現地称賛【写真:Getty Images】
久保建英を抑えたバレンシアDFラト(左)に現地称賛【写真:Getty Images】

バレンシアの左SBトニ・ラトを現地評価

 スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間2月25日、ラ・リーガ第23節でバレンシアと対戦し、0-1で敗れた。日本代表MF久保建英はスタメン出場するもゴールは奪えず、スペインメディアは対峙したバレンシアDFを評価している。

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 久保は4-3-3の右ウイングで先発出場。ソシエダはなかなかチャンスを作れないなか、前半40分にカウンターを浴び、相手のクロスをクリアしようとしたDFイゴール・スベルディアのオウンゴールで先制を許してしまう。

 後半トップ下に移行した久保は、同8分にクロスを供給するもノルウェー代表FWアレクサンドル・セルロートが上手く捉えられず。ソシエダは後半28分に久保とスペイン代表MFブライス・メンデスを下げて、FWカルロス・フェルナンデスとスペイン代表MFアシエル・イジャラメンディを投入したがゴールは奪えず、0-1で敗れた。

 データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「Sofa Score」によれば、久保は73分間のプレーでボールタッチ40回、パス成功24本中17本(成功率71%)、キーパス3回、ビッグチャンス創出1回、ドリブル成功4回中0回、地上戦デュエル勝利数9回中1回、空中戦デュエル勝利数1回中1回、ポゼッションロスト16回というデータだった。

 スペインメディア「エル・デスマルケ」は、久保と対峙したバレンシアの左サイドバックに入ったDFトニ・ラトにスポットライトを当てている。

「トニ・ラトはヘタフェ戦で負傷したホセ・ルイス・ガヤに代わって、左サイドバックで起用された。彼の目の前には、手ごわい相手がいた。久保建英だ。久保は素晴らしいレベルの選手だが、ラトも素晴らしいプレーをした。ソシエダとの対戦ではどの選手も苦労を強いられるが、ラトはどんな状況でも冷静に対処した」

 久保を抑えることで評価される――。それほどの実力者であるとの評価がスペインでも定着しているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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