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ミラン黄金期を支えた名手が中国資本の波に警鐘 “悪魔の手をつかむ”行為に「彼らの狙いを理解すべき」
元イタリア代表のアルベルティーニは、過去の例を思い起こすように懸念材料を並べる
元イタリア代表MFで、ACミランの黄金期を支えた名プレーメーカーのデメトリオ・アルベルティーニ氏が、イタリアサッカー界に押し寄せる中国資本の波に警鐘を鳴らしている。イタリア衛星放送局「スポーツメディアセット」に語った。
「まずは、サッカーは開かれたスポーツだ。中国人だとか国籍に関係なく、『ようこそ』と言うべきだね」
そう切り出したアルベルティーニ氏だが、過去に中国人が買収してきたクラブを思い起こすようにして懸念材料を並べた。
「彼らの目的は、何か重要な狙いを実現することであるべきで、それが取引をするためだけでないことが大事なことなのだ。過去にはイングランド、スペインやドイツでも起こったことがあるね。イタリアで言えばパヴィアだ。ここには中国人投資家がやってきたが、2年後には債務不履行になった」
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