ドルトムント幹部、鎌田は「興味深い選手」 獲得報道に見解…“口頭合意”は否定
ケールSD、鎌田の獲得報道は「噂に過ぎない」
ドイツ1部フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地の獲得を巡り、同1部ボルシア・ドルトムントが“口頭合意”したと伝えられているなか、同クラブのセバスティアン・ケールSD(スポーツダイレクター)が「興味深い選手」と発言。一方で、現地メディア上の報道に関しては否定的な見解を示している。
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鎌田は今季限りでフランクフルトとの契約が満了。他クラブへの移籍が有力視され、これまでにスペイン1部FCバルセロナやイングランド1部リバプール、トッテナムなど欧州各国から日本人MFへ熱視線が送られたなか、ここに来て新天地の最有力候補へ浮上したのが、かつて元日本代表MF香川真司(セレッソ大阪)も在籍したドルトムントだ。
ドイツ複数メディアによると、鎌田の代理人とドルトムントのSDを務めるケール氏が密会し、来季契約に関して口頭合意。契約期間は5年で、年俸は550万ユーロ(約7億9000万円)から600万ユーロ(約8億6000万円)、特別ボーナスとして1200万ユーロ(約17億2500万円)も支払われるという破格の条件とされている。
新天地移籍が一気に現実味を帯びてきたなか、ドイツ移籍情報サイト「Fussball Transfers」は、ケールSDのコメントを報じている。来季の強化に関わる話題で、鎌田についてケールSDは「興味深い選手」だと指摘。現地で報じられている獲得報道については「噂に過ぎない」と否定した。
その一方で 「日本からはすでに1人来ている。香川真司です。日本の文化は全体としてエキサイティングなものだと思う」と、かつて在籍した日本人アタッカーの名前を引き合いにコメント。この発言の真意は定かではないが、欧州各国クラブが注目した鎌田の去就動向は、果たして決着へと向かうのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)