横浜FMが開幕2連勝! A・ロペス弾などで2-0勝利、浦和は新体制で連敗スタート

先制ゴールを決めた横浜FMのブラジル人FWアンデルソン・ロペス【写真:徳原隆元】
先制ゴールを決めた横浜FMのブラジル人FWアンデルソン・ロペス【写真:徳原隆元】

川崎との開幕戦に続きJ1王者が連勝、浦和は興梠投入後にチャンス作るも…

 昨季J1王者の横浜F・マリノスは、2月25日のリーグ第2節で浦和レッズをホームに迎え撃ち、前半にFWアンデルソン・ロペスが決めたゴールなど2-0の勝利。リーグ開幕2連勝を飾った。

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 横浜FMは、11日の富士フイルムスーパーカップで昨季の天皇杯王者のヴァンフォーレ甲府、17日の開幕戦では昨季2位の川崎フロンターレに勝利して好スタート切った。一方で今季マチェイ・スコルジャ新監督が就任の浦和は18日に開幕戦のFC東京を0-2で敗戦。そこからスタメン11人は変わらずにこのゲームに臨んだ。

 試合開始から横浜FMのハイプレスが機能して浦和は前進に苦労する展開になった。両サイドから危険なクロスが入る回数が多くなっていた前半18分、FWアンデルソン・ロペスが中央で受けたところから逆サイドに広がったスペースに展開。左サイドからDF永戸勝也が上げたクロスをファーサイドでMF西村拓真が折り返すと、ゴール前に入ってきたA・ロペスが押し込んで先制点を奪った。

 浦和は最前線に起用したFWブライアン・リンセンが背後への狙いを見せるものの、収まりどころのない攻撃は機能せず。ハーフタイム直前まできて何回か敵陣で攻撃に入る場面こそできたが決定機はなく、横浜FMの1-0リードでハーフタイムを迎えた。

 スコルジャ監督は後半開始からリンセンに代えてFW興梠慎三を投入。すると、興梠が前線でボールをつなぐことでマイボールの質が劇的に改善した。後半開始直後には興梠のキープで後方から攻撃参加する時間を作り、MF伊藤敦樹がミドル。続く同6分にはスルーパスにMFダヴィド・モーベルグが抜け出してGKと1対1になりかけるもシュートを打ち切れない。同12分には興梠の背後へのパスにDF酒井宏樹が反応し、こぼれ球をMF小泉佳穂が狙うもわずかに枠外と、立て続けにチャンスを作るもゴールは奪えなかった。

 横浜FMも時間の経過とともに中盤でのボール奪取が増えて戦況を立て直した。両者とも決定機を作り切れない残り時間になり、浦和のスコルジャ監督はラスト5分でMF松崎快を入れて4-3-3に変更。しかし、これが裏目に出て人数の減ったビルドアップを引っ掛けられてのショートカウンターから後半43分にFWヤン・マテウスの追加点が生まれて横浜FMが2-0で勝利。リーグ開幕2連勝を飾った。一方の浦和は新監督の下で連敗スタートになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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