トッテナムの“スタメン事情” ソン・フンミン先発外しの理由は?「100%の選手を選ばなければ…」
ウェストハム戦ではリシャルリソンが先発
イングランド1部トッテナムには、昨季プレミアリーグ23ゴールを記録し得点王に輝いた韓国代表FWソン・フンミンが在籍している。昨夏に加入したブラジル代表FWリシャルリソンと比較し英メディアが「ソン・フンミンかリシャルリソンか?」と現状を大々的に取り上げている。
現地時間2月19日に行われたプレミアリーグ第24節ウェストハム戦(2-0)ではリシャルリソンが先発。後半23分までプレーしたのちソン・フンミンが入れ替わりで出場し、追加点を挙げた。
英ラジオ局「talkSPORT」では、アシスタントコーチを務めるクリスティアン・ステッリーニ氏の言葉を紹介。これまで先発していたソン・フンミンではなく、リシャルリソンをスタメン起用した理由について明かした。
「この決断は、選手たちのコンディションを考慮したものだ。リシャルリソンは100%回復していたが、ソンには問題があった。10日間で4試合があり、どの試合もタフなものになる。すべての選手に100%の力が必要。もし、100%の選手と70%の選手がいたとしても、100%の選手を選ばなければならない」
メンバー選出の意図を説明したステッリーニ氏。さらに英衛星放送「スカイ・スポーツ」では同氏のコメントを「ソン・フンミンかリシャルリソンか?」と大きく取り上げ紹介。現在は先発出場が主なソン・フンミンが公式戦8ゴールをマークしているなか、途中出場の多いリシャルリソンは公式戦2ゴールにとどまっている。
ソン・フンミンも昨年に比べ得点ペースも落ちているなかで、次節チェルシー戦(26日/第25節)ではコンディション面も含め、どちらが起用されるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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