リバプール専門メディアが再注目

　ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、同1部ボルシア・ドルトムントと移籍の“口頭合意”にまで発展していると伝えられている。しかしイングランド1部リバプールの専門メディアが、「まだ対抗馬となるオファーを提示する可能性がある」と報じている。

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　鎌田については、これまでも複数クラブが興味を示してきた。今季限りでフランクフルトとの契約が満了するなか、スペイン1部FCバルセロナやイングランド1部リバプール、トッテナムなど欧州各国から日本人MFへ熱視線が送られている。

　そんななか一歩リードしたとされるのが、かつて元日本代表MF香川真司も在籍したドルトムントだ。ドイツ国内の多数メディアで代理人の密会、“口頭合意”が報じられる。ドイツ地元紙「Frankfurter Rundschau」では「このMFは5年契約で、年俸はフランクフルトの倍以上となる550万から600万ユーロ（約7億8000万から8億5000万円）」と予想が立てられている。

　一方、リバプール専門メディア「liverpool.com」でも渦中の鎌田について言及。「鎌田はドルトムントと“探索的”な交渉をしている。しかしリバプールは、鎌田が現在の年俸300万ドル（約4億円）の少なくとも2倍を望んでいると認識しており、まだ対抗馬となるオファーを提示する可能性がある」と考察している。

　そのうえで「これは、ロベルト・フィルミーノも契約満了を迎え、今夏に失う可能性のあるレッズにとっては、達成可能な数字だ」と指摘。今後、ドルトムント濃厚とされる鎌田へどんでん返しのオファーはあるのか。シーズン終了まで注目が離せない。