CL決勝・EL決勝で“欧州外開催”の可能性 UEFA会長が「アイデアの一つだ」と言及
会場としてニューヨークを例に挙げながら、「話し合っていく必要があるだろう」
欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンダー・チェフェリン会長が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝を欧州以外で開催する可能性があることを示唆している。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
ミシェル・プラティニ前会長の後を継いだスロベニア人新会長は、慎重な姿勢を示したうえで、CLやヨーロッパリーグ(EL)の決勝を欧州以外で行うことがアイデアの一つであると認めている。
「例えば、ポルトガルからアゼルバイジャンへ行くのは、ニューヨークへ行くのとほとんど同じことだ。これならファンにとっては問題にならないが、調べていかなければならない。これは欧州のコンペティションなのでしっかりと考えていく。アイデアの一つではあるが、話し合っていく必要があるだろう」
例に出たポルトガルからアゼルバイジャンの距離は同じ欧州内とはいえ、東西の端に位置していることもあり、直線距離でおよそ5000キロ離れており、両国の首都リスボン−バクー間の移動は飛行機で10時間以上を要する。海を渡る米ニューヨークまでがおよそ5500キロ、フライトでは直行便で8時間と考えれば、現実的に不可能なことではないとの考えを示した。
page1 page2