バルサ撃破のマンU、ホームで誇る“圧倒的”記録とは? 采配ピタリ…テン・ハフ監督の交代策にも注目

EL16強入りを決めたマンチェスター・ユナイテッド【写真:ロイター】
EL16強入りを決めたマンチェスター・ユナイテッド【写真:ロイター】

ELプレーオフ第2戦でバルセロナを2-1で撃破

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間2月23日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフ第2戦でスペイン1部バルセロナを2-1で勝利を収めた。2試合合計スコア4-3として、EL16強入りを決めた。

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 敵地での第1戦を2-2の引き分けで終えていた“赤い悪魔”は本拠地オールド・トラッフォードで勝負強さを発揮した。前半15分にFWロベルト・レバンドフスキに先制ゴールを許したものの、後半2分にMFフレッジのシュートで同点に持ち込むと、同38分には途中出場のFWアントニーが値千金の勝ち越しゴールをゲット。1点のリードを守りきり、昨年10月のレアル・マドリード戦以降公式戦18戦負けなしだったスペインの巨人に黒星をつけた。

 プレミアリーグでも首位アーセナルと5ポイント差の3位につけて優勝争いにも加わっているユナイテッド。エリック・テン・ハフ監督率いるチームの好調を支える要因の1つがホームゲームでの圧倒的強さだ。英メディア「Squawka」のツイッターによれば、これでホームでの直近18試合の戦績は16勝2分。その間に41得点を決めているのに対し、失点はわずか9に抑え、クリーンシート(無失点試合)も11試合に及んでいる。

 また、今季公式戦の全得点のうち19得点が途中出場の選手によるもので、これは欧州5大リーグトップの数字だという。バルセロナ戦では後半からピッチに立ったアントニーが決勝ゴールをマーク。テン・ハフ監督の采配の的確さも際立っていると言えるだろう。

“夢の劇場”オールド・トラッフォードで無類の強さを誇るテン・ハフ監督のチームはこのままタイトル獲得まで突き進むことができるのだろうか。

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