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メッシ、モドリッチらへ「羨望の眼差し」? スペイン代表引退のS・ラモス、“複雑な心境”を吐露「多くの後悔とともに…」
代表指揮官からの電話で「今後は召集しない」と告げられる
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するDFセルヒオ・ラモスが自身の公式SNSを更新。自身の言葉で長年勤めてきたスペイン代表から引退することを公表している。
18歳で代表デビューしたラモスはこれまでに180キャップを数え、歴代最多出場数を誇る。代表戦で決めたゴールは23ゴールと個人としても大きく飛躍。チームとしても欧州選手権(EURO)2008、2012の連覇、そして2010年FIFAワールドカップ(W杯)南アフリカ大会での優勝など数々の功績を残してきた。
そんなラモスは現地時間2月23日に自身の公式インスタグラムを更新。「代表チームに別れを告げる時が来た」と綴り、代表引退を宣言しその理由も明かしている。
「今朝、現監督から電話があり、私がどのようなレベルを示せるか、どのようにキャリアを続けるかにかかわらず今後は召集しない。もっと長く、そして代表チームで達成したすべての成功に匹敵するような、より良い味わいで終わることを望んでいた旅が、多くの後悔とともに終わりを告げた」
ラモスはルイス・デ・ラ・フエンテ監督の電話で、代表招集が今後叶わないことが分かったと公表。「このキャリアは僕自身の決断で終わり迎えるべきだと思うし、僕のパフォーマンスが代表チームにふさわしいものでなかった時に終了するものだと信じていた。僕の年齢や、そのほかの理由によるものではないと考えている」とその悔しさや怒りも露わにした。
「年齢は徳とか欠点ではなくただの数字であり、パフォーマンスや能力に必ずしも関係するものではない。モドリッチ、メッシ、ペペ…サッカーの本質、伝統、価値、実力主義、正義を、僕は憧れと羨望の眼差しで見ている」
現在も各国代表で活躍するベテランの名前を挙げ、「この悲しみを皆さんと分かち合いたいとともに、今度は頭を上げてこの長い年月と皆さんのサポートにとても感謝したい」と複雑な心境を吐露している。
思わぬ形で代表から身を引くこととなったスペインのレジェンド。代表にとってこの監督の決断が吉と出るか凶と出るか。