元ブラジル代表のリバウド氏、ネイマールの去就問題へ持論

　フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するブラジル代表FWネイマールは、以前からクラブでの去就が疑問視されている。元ブラジル代表の英雄FWリバウド氏は、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）の結果次第で、ネイマールがクラブを離れる可能性を英ブックメーカー「Betfair」内のコラムで指摘した。

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　PSGはホームで行われたCLラウンド16の第1戦で、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに0-1で敗戦。続く2月19日のリーグ・アン第24節リール戦（4-3）で、ネイマールは前半にゴールを決めたが、試合中に負傷して長期離脱の可能性も報じられている。

　フランス国内では強さを見せつけているPSGだが、欧州の舞台ではタイトルを掴めていない。リバウド氏は「PSGが抱えている選手を見れば、彼らは誰でも倒せるだろう。だが、アウェーで戦う第2戦は、より難しいものになる。ラウンド16で敗退することになれば、最近話題となっているネイマールの去就についての議論も加速するだろう」とコラムで見解を示し、さらにこう続けている。

「クラブは建て直すことを希望しており、ブラジルのスター選手は、CLを再び優勝するという目標を達成する前に去るかもしれない。彼はこれまでどおり、ピッチ上でできる限りのことをするだろう。そして、ミュンヘンでバイエルンに逆転することに集中しているはずだ。それでも再び敗退することになれば、彼とフランスのクラブの関係は終わりを迎えるかもしれない。シーズン後に、彼が退団する可能性は、間違いなく高まるだろう」

　PSGに加入してから公式戦173試合に出場し、118得点77アシストを記録しているネイマール。フランスでも結果を出しているブラジル代表とPSGの10番は、負傷を乗り越えてクラブをCLベスト8に導けるだろうか。