ホームでリーグ5連覇中のユベントスを迎え撃つ　苦境の本田は出場なるか

　ACミランの日本代表FW本田圭佑は左足首捻挫の影響で前節キエーボ戦を欠場したが、患部は順調に回復したようだ。リーグ5連覇中という絶対王者ユベントスとの頂上決戦を22日（ホーム）に控えるなか、チーム練習に合流したことが明らかになった。ミランの公式テレビ番組「ミランチャンネル」が報じている。

　本田は10月のロシア・ワールドカップアジア最終予選で左足首を痛め、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督から「足首がひどく腫れている」と報告されていた。同じく故障離脱していたコロンビア代表DFクリスティアン・サパタとともに全体練習に20日に合流。汗を流したという。

　3−1と勝利した16日の敵地キエーボ戦で遠征メンバーから外れた本田は、開幕8試合連続で先発出場なし。出場時間わずか計19分と完全なベンチ要員と化しており、厳しい立場に追いやられている。

　今季限りで契約満了となりすでに去就問題が浮上している本田だが、若手の台頭が著しいミランは勝ち点で2位ローマと並ぶ3位と躍進。背番号10がベンチを温めている間、チームは飛躍を遂げている。苦境の本田は王者ユーベ戦でメンバーに招集されるのだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images