J1広島×札幌の誤審問題、GKがSNSで心境告白 「逆の立場であれば消化しきれない」

菅野孝憲が誤審について言及【写真:Getty Images】
菅野孝憲が誤審について言及【写真:Getty Images】

広島戦の誤審認定後、GK菅野孝憲がインスタグラムで心境綴る

 J1北海道コンサドーレ札幌GK菅野孝憲が自身のインスタグラムを更新。サンフレッチェ広島とのJ1リーグ開幕戦で起きた誤審問題に触れ、「私自身も気持ち悪さが残ります」と心境を綴っている。

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 問題のジャッジが起こったのは、2月18日に行われた広島対札幌の一戦。後半29分、広島のコーナーキックからMF川村拓夢が放ったヘディングシュートはノーゴール判定とされたが、スロー映像では得点とも判断できた。

 ジャッジを巡り、日本サッカー協会(JFA)の扇谷健司審判委員長は22日、「本来であれば得点を認めるべき、ゴールインにすべき事象だったと審判委員会として結論付けた」と緊急ブリーフィングで言及。誤審であることを認めた。

 シュートをセーブする立場だった菅野は、この決定を受けてインスタグラムを更新。「日本サッカー協会(JFA)発表の誤審に関して、私のプレーが直接関係していますので、私の言葉で発信させていただきます」と心境を綴っている。

 投稿には続けて「誤審発表には私自身も気持ち悪さが残ります」と率直な思いをコメント。試合の結果を左右する重大な誤審だったこともあり、「逆の立場であれば消化しきれない気持ちになる事は痛いほど理解できます」との見解も示している。

 この誤審認定を受け、扇谷審判委員長は両クラブへ謝罪したことを明かし、「非常に紳士的な対応をしていただいた」と説明。しかし、試合結果に変更はないだけに、菅野は改めて「今後このようなミスが起きる事が無いようにと願うばかりです」と訴えかけていた。

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