クロップ監督、CLレアル戦大逆転負けで辞任危機か 後任候補の報道も英国内でヒートアップ
CLラウンド16第1戦で2点リードから逆転負け
イングランド1部リバプールは、現地時間2月21日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦第1戦でスペイン1部レアル・マドリードとホームで対戦。一時2点のリードを奪うも、2-5と逆転で敗れた。英メディア「Caughtoffside」は、ユルゲン・クロップ監督の立場が危ぶまれていると指揮官の去就問題を報じている。
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リバプールは現在プレミアリーグでも8位(10勝5分7敗)と低迷しているなかで、レアル戦の大敗によってCLからの敗退も濃厚となった。昨季はシーズン最終盤まで4冠を争ったが、今季はまるで別チームのように姿を変えている。
レポートによれば、火曜日のレアル戦の前にリバプールの上層部の中でクロップ監督の進退についての話し合いが行われていたという。就任からおよそ7年半が経過したクロップ体制は変わりばえがなく、多くの選手が貪欲さを失い、一新する必要があるとの声が上がっているようだ。そして、すでにドイツ1部バイエルン・ミュンヘンを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が後任候補として浮上していると伝えられている。
ナーゲルスマン監督はバイエルンとの契約をまだ3年残しているが、プレミアリーグでの指揮を熱望しているようで、チャンスがあれば喜んで受け入れると考えられているようだ。
クロップ監督の去就に関する最終決定はまだされていないが、クラブがドイツ人指揮官との別れを決断した場合、これまでの功績に対する敬意として解任ではなく辞任の機会を与えるだろうとも報じられている。
2015年10月から始まったリバプールでのクロップ監督の歩みは終わりを告げることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)