アーノルドは「今やリバプールの問題」 CLレアル戦の“脆弱守備”海外酷評「最大の弱点」
CLレアル戦で2-5大敗、右サイドの守備がリバプールの“弱点”と海外指摘
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第1戦が現地時間2月21日に行われた。イングランド1部リバプールは本拠地でスペイン1部レアル・マドリードに2-5で敗れている。
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リバプールは序盤に2点を先行する展開だったものの、前半のうちに追い付かれ、後半も立て続けに3失点。本拠地アンフィールドで屈辱の敗戦を喫し、ベスト16敗退の危機に直面している。
スポーツ専門放送局「ESPN」はリバプールの右サイドのディフェンスが弱点として露呈されたと振り返った。レアルは執拗にサイドバック(SB)のDFトレント・アレクサンダー=アーノルドとセンターバックDFジョー・ゴメスが並ぶ右サイドを狙っており、レアルの最初の3点はいずれも同サイドからの攻撃で生まれた。「ヨーロッパの最高の監督たちはリバプールの最大の弱点が右サイドの守備にあることを知っている」ともはや隠しきれないウィークポイントになっていると指摘している。
そして同メディアはこの試合のワーストパフォーマーとしてリバプールからMFジョーダン・ヘンダーソンとゴメス、そしてアレクサンダー=アーノルドを選出。ゴメスについて「ヴィニシウス・ジュニオールに対応できなかった」、アレクサンダー=アーノルドについて「彼の守備の不足は今やリバプールにとっての問題になっている」と厳しい評価を下している。
今季リバプールが低迷しているなかで守備陣が槍玉に挙げられる機会は多く、なかでもアレクサンダー=アーノルドの守備対応を疑問視する声は散見される。世界でも有数の攻撃的なSBであり、もともと守備に強みのある選手ではないものの、ブライトンとの対戦で日本代表MF三笘薫に翻弄された際にも批判の対象となった。欧州王者レアルもその“狙い目”を見逃さなかった。