レアルが「久保と再契約を検討」 バルサ“電撃復帰”浮上後の動向へ現地見解「議論が再び始まる」
好調の久保にバルサ復帰説が浮上、レアルの動きに現地注目
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英に名門FCバルセロナ復帰の可能性が浮上したなか、現地メディアは保有権の半分を保持しているレアル・マドリードの動向に注目。久保の再獲得を巡り「議論が再び始まるかもしれない」と見解を綴っている。
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久保は今季、レアルからソシエダへ完全移籍するとシーズン序盤から主力へ定着し、ラ・リーガではここまで4得点5アシスト(19試合出場)をマーク。直近のリーグ戦2試合では1ゴール2アシストと結果を残し、3試合連続でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝いている。
そんな久保に対し、下部組織時代を過ごしたバルサが関心を抱いていることが判明。スペイン紙「AS」によると、夏の移籍市場に向けて複数の補強プランが挙がっているなか、その1つに久保の名前があるといい、英雄シャビ・エルナンデス監督も“お気に入り”だとされている。
この動きに敏感に反応したのが、宿敵レアルだ。久保は形式上、ソシエダへの完全移籍となっているが、保有権の半分はレアルが保持。そうした背景もあり、スペイン紙「El desmarque」は、フロレンティーノ・ペレス会長が「数日前から久保との再契約の可能性を検討している」と伝えている。
来季を見据えた補強プランに関して現状、久保の優先順位は決して高くないようだが、同メディアは「今のところ呼び戻す計画はないが、シャビが興味を示せば、昨夏ソシエダに移籍で決着が付いたかに見えた議論が再び始まるかもしれない」と見解を示している。
一方バルサ側は、多額の負債を抱え経営難に陥る財政状況から「獲得は難しい」とされながらも、シャビ監督は久保の才能に好意を抱いているようだ。記事では、久保がバルサの下部組織出身であることから「その興味はより一層大きくなっている」と伝えており、宿敵同士による久保争奪戦へ発展するかに注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)