セビージャ戦は「タフな試合になる」

「俺たちはゴールを挙げるまで、何度かチャンスがあった。しかし、その決定的な瞬間に鋭さがなかった。神経質になっていたな」

　こう話すとともに、「俺たちは地に足をつけなきゃいけないんだ！」と会見を通して選手の発奮を促した。アトレチコは今週末も大事な一戦が控える。日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャとの、敵地での上位対決だ。

　同胞の知将ホルヘ・サンパオリ監督との対決ということもあり、「今はセビージャのことを考える時間だ。これもまたタフな試合になるはずだ」と、親分肌の指揮官は手綱を引き締めている。世界屈指の指揮官が率いるチームが慢心することなく、サンチェス・ピスファンに乗り込んでくるなかで、清武に出場チャンスは巡ってくるだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images