久保建英の争奪戦、「レアルに便乗」で名門ユーベとミラン参戦? 現地注目「日本人獲得は具体的な選択肢」
ソシエダで存在感を放つ久保、ビッグクラブから大きな注目
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、今季移籍した新天地でリーグ戦18試合に出場し、4得点4アシストの結果を残している。移籍市場でも名前が度々上がるなか、イタリアのビッグクラブ、ユベントスとACミランが獲得に乗り出す可能性もあると現地メディア「Calciomercato.it」が分析し、「ユーベとミランがレアルの動きに便乗」と報じている。
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久保は2019年6月にFC東京からスペイン1部レアル・マドリードへ移籍以降、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカと期限付き移籍を繰り返し、昨夏にソシエダへ完全移籍。レアルも保有権を50%持つ形で5年契約を結んだ。
記事では「レアルの後悔は大きいかもしれない」と久保のパフォーマンスに触れつつ、「レアルが再び久保に賭けることを決めた場合、6000万ユーロ(約86億円)の契約解除金を支払わなければならない。しかし、その可能性は限りなく低い」と指摘。そのうえで、イタリア2クラブがその流れに割って入る可能性に触れている。
「だからこそイタリア勢、ミランとユーベがこの機会を利用できるのだ。ミランは右のウイング(アレクシス・サレマーカーズとジュニオール・メッシアス)のパフォーマンスに満足していないし、ユベントスは夏に契約が切れるディ・マリアの退団が濃厚であることを考慮しなければならない。状況は進行中だが、ミランとユベントスは久保に資金を費やすことができる。セリエAでの日本人獲得は具体的な選択肢だ」
ソシエダは3位と上位につけ、攻撃を牽引する主力として躍動する久保。21歳のレフティーはビッグクラブから大きな注目を浴びており、このまま活躍を続ければ争奪戦になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)