「なぜ退場ではない?」 ユナイテッドMFの“足裏タックル”に賛否「100%レッド」「衝撃的」

マンUのオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァー【写真:ロイター】
マンUのオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァー【写真:ロイター】

ユナイテッドのオーストリア代表MFザビッツァーのタックルを巡って議論

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間2月19日のプレミアリーグ第24節レスター・シティ戦で3-0と快勝したなか、ユナイテッドのオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァーのタックルを巡って賛否が巻き起こっている。

 試合は前半25分、後半11分にイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードのゴールでユナイテッドが2-0とリード。さらに後半16分にイングランド代表MFジェイドン・サンチョがダメ押しのゴールを決めて3-0と勝利して3位をキープし、同節ドローに終わった2位マンチェスター・シティとの勝ち点差を3に縮めた。

 この一戦で英紙「デイリー・ミラー」は「前半に物議を醸すあった」と注目。ユナイテッドMFザビッツァーの足裏が、レスターのベルギー代表DFヴォウト・ファエスに接触したシーンをクローズアップしている。

 記事では「1月にバイエルンからユナイテッドに加入したオーストリア人MFは、足裏をファエスの足の内側に接触させた。しかし、ザビッツァーは警告を受けず、ビデオ・アシスタント・レフェリーは彼のチャレンジがレッドカードを出すほど強いものではなかったと判断した」と問題のシーンを描写している。

 このシーンを巡って、ユナイテッドOBの元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏は「レッドではなかったと思う。彼はすぐに引っ込めたし、力を最後まで加えたなかった」と審判団の判断に同意。一方、リバプールOBで元スコットランド代表MFグレアム・スーネス氏は「100%レッドカード」と断言し、「あれは退場だ。あれが危険なプレーでないなら、何が危険なんだ?」と主張している。

 またファン・サポーターからは「衝撃的なタックル」「なぜ退場ではないのか?」「これで退場にならないなんて…」などの声も上がっており、波紋が広がっているようだ。

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