PSGムバッペ、レアル移籍の“希望条件”あり? スペイン報道「パリでの最高の友人の1人の契約を望んでいる」
レアル所属歴もあるモロッコ代表DFハキミの加入も希望か
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペは、スペイン1部レアル・マドリードへの移籍が報じられていた2022年夏にクラブとの契約を24年まで延長した。しかし、その後も将来的なレアル移籍の噂はあとを絶たない。スペインメディア「Todofichajes」は、ムバッペがレアルへ移籍する際はPSGの同僚の引き抜きも望んでいると報じている。
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PSGとの契約が満了に近づいた昨夏、ムバッペはPSGと契約を延長。その年俸は7200万ユーロ(約103億円)とも報じられている。一度は袖にされる形となったレアルだが、フロレンティーノ・ペレス会長は、来年の夏には再び世界最高の選手の1人を獲得できる可能性があると踏んでいるという。
現在のムバッペとPSGの契約は2024年までで、さらに1年を延長するかどうかはムバッペ自身が決められるという。これまでの報道では、ムバッペはPSGに対して不満を抱いており、可能な限り早くクラブを離れたいと考えていると伝えられてきた。
そうしたなかで「Todofichajes」は、「ムバッペがレアルへ移籍する条件の1つとして、パリでの最高の友人の1人であるアクラフ・ハキミの契約を望んでいる」と指摘。かつてレアルにも所属したモロッコ代表の右サイドバックの獲得を求めているという。
その可能性について「レアルにとって彼と契約を結ぶのは、問題ないことだろう。彼らが好きな選手であり、右サイドバックの強化にもうってつけだ。ハキミ自身もサッカー選手として最高の瞬間の1つが、レアルでのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝と複数のインタビューで答えている」と、復帰の可能性を報じている。
ただし、選手とレアルの考えが一致していても、事が簡単に進むとは限らないようだ。「彼の移籍はとても難しいだろう。PSGは彼らのプロジェクトの軸に据えているムバッペを簡単に手放すとは考えにくい。さらにそこにアクラフも加わるとなれば、なおさらだ」と、PSGによる抵抗がある可能性を伝えた。
フランス代表FWカリム・ベンゼマの後継者、さらに右サイドバックの若返りを目指しているレアル。2人の加入はレアルのプランに沿っているものだが、果たして大型移籍は実現するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)