アーセナル、リーグ制覇への“キーマン”は? 元英代表FWが指名「怪我で欠場していることは知っているが…」
怪我で離脱中のガーナ代表MFパーティを指名
日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、現地時間2月18日のプレミアリーグ第24節でアストン・ビラに4-2で勝利し首位に再浮上した。プレミアリーグ歴代最多得点記録を持つ元イングランド代表FWアラン・シアラー氏はアーセナルの19年ぶりのリーグ制覇に向けて必要なことが何かを明かした。
アーセナルはアストン・ビラに先制を許し、追いついた後にも再びリードを奪われるなど劣勢の展開を強いられた。しかし、後半26分にDFオレクサンドル・ジンチェンコのミドルシュートで2-2の同点に持ち込むと、同アディショナルム3分にMFジョルジーニョのシュートがGKエミリアーノ・マルティネスのオウンゴールを誘発して勝ち越し。同8分にFWガブリエウ・マルティネッリがダメ押しの4点目を決め、逆転勝利を飾った。同日の試合でマンチェスター・シティが引き分けに終わったため、アーセナルは首位に返り咲いた。
そうしたなか、シアラー氏が英公共放送「BBC」のサッカー番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」でアーセナルとシティの熾烈なタイトル争いについて言及。アーセナルが優勝するために欠かせないキーマンの存在を明らかにした。
「トーマス・パーティが怪我で欠場していることは知っている。だが、アーセナルは彼が復帰して、シーズンが終わるまで重要な選手たちのコンディションを維持し続けられる少しの運があれば、(リーグ制覇を)成し遂げられるだろう」
シアラー氏は中盤で絶大な存在感を示すガーナ代表MFトーマス・パーティが“ガナーズの鍵を握る存在として考えているようだ。トーマスは以前から度重なる怪我に悩まされており、プレミアリーグ直近の2試合を欠場していた。冬に新加入したMFジョルジーニョもトーマスの代役として好パフォーマンスを見せているが、攻守に影響力が絶大なガーナ代表MFの一日でも早い復帰が待たれている。
(FOOTBALL ZONE編集部)