三笘薫に試練「ボールタッチ振るわない」 現地ワーストタイ評価「高い基準だったが…」
フルハム戦で8試合連続の先発も、対策練られ躍動できず…
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は現地時間2月18日のプレミアリーグ第24節フルハム戦で8試合連続となる先発出場を果たしたが、無得点に終わり試合も0-1で敗れた。2試合連続で沈黙に終わった三笘について現地メディアも「小休止を経験している」と伝えた。
2023年に入って公式戦無敗と好調を維持するブライトンだが、この日はフルハムの守備をこじ開けるのに苦戦。三笘も対峙する右サイドバックのDFケニー・テテに手を焼き、思うようにチャンスを作り出せなかった。そして後半43分にカウンターから失点し、リーグ戦6試合ぶりの黒星を喫した。敗れたブライトンは勝ち点35で足踏みとなり、同38に伸ばしたフルハムにかわされて7位に転落。欧州カップ戦出場権争いで一歩後退となった。
英地元メディア「Sussex Express」の選手採点で三笘は10点満点中5点でチームワーストタイ評価。「先週の(クリスタル・)パレス戦に続いてフルハム戦も少しペースが落ちているようだった。以前は高い基準だったが、今は小休止を経験している。彼のボールタッチは振るわなかった」と厳しい目を向けられた。
三笘はこの試合の前まで公式戦8試合5得点と驚異的な活躍を見せていただけに、相手からのマークもより一層厳しさを増している。相手の対策をどのように乗り越えるのか。これからの三笘に問われる試練となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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