「我を失った」 ニューカッスルGK、仰天ハンドの“決定的場面”に英注目「狂気の瞬間」
ニューカッスルはリバプールに0-2で敗戦 GKポープがエリア外でのハンドで退場処分に
イングランド1部ニューカッスルは現地時間2月18日、プレミアリーグ第24節でリバプールと対戦し、0-2で敗れた。前半22分にイングランド代表GKニック・ポープがペナルティーエリア外でのハンドにより一発退場を命じられたが、英メディアはその際の“決定的写真”を投稿し、「狂気の瞬間」として注目している。
ニューカッスルは今季開幕から好調を維持し、UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位に付けるなか、不振に喘ぐリバプールをホームに迎えた。しかし、前半10分、17分と立て続けに失点を喫すると、0-2で迎えた同22分、痛恨の極みとなる退場劇が起こる。
ニューカッスルのコーナーキックをブラジル代表GKアリソンがボールをキャッチすると、即座に前線のエジプト代表FWモハメド・サラーへロングフィード。抜け出したサラーがドリブルで運ぼうとした場面で、ポープがペナルティーエリアを飛び出してクリアを試みたものの、両手でキャッチしてしまった。
主審は迷わずレッドカードを提示し、ポープは一発退場。数的不利となったニューカッスルは反撃の狼煙をあげられず、そのまま0-2で敗戦。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は公式ツイッターで「狂気の瞬間」と綴り、ポープがペナルティーエリア外でボールをキャッチする“決定的写真”を投稿している。
英紙「デイリー・スター」も「ニック・ポープが我を失った狂気のハンドで退場」と見出しを打って取り上げており、ポープの失態にスポットライトを当てている。この日の退場により、ポープはカラバオ杯決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦の欠場が決定。ニューカッスルにとって、リバプール戦の黒星以上に手痛い代償を払うことになった。
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