J1開幕戦をデータ解析 “走行距離”ランキングに注目、最もピッチを駆け回った選手は?
得点やアシストだけでなく、走行距離も注目ポイントの1つ
J1リーグは2月17日、川崎フロンターレと横浜F・マリノスの「フライデーナイトJリーグ」で2023年の新シーズンをスタートさせた。昨季王者の横浜FMが昨季2位の川崎を下し、18日には全チームが開幕戦を消化。湘南ベルマーレがサガン鳥栖相手に5-1で快勝を収め、昨季J2王者のアルビレックス新潟は、セレッソ大阪と2-2の打ち合いを演じるなど見所の多い開幕節となっている。
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そんななか、Jリーグ公式「STATS DATA」では全18クラブの総走行距離のデータを公開。1位は得失点差でリーグテーブルの首位に立った湘南で128.4キロメートルとなった。湘南に敗れた鳥栖は、大敗となったものの湘南に食らいつく126.8メートルで2番目に走行距離が多かった。
3位には川崎を下した横浜FMが125.5キロメートルで、名古屋グランパスが123.1キロメートル、昇格組の横浜FCが120.7キロメートルとなり、120キロメートルを越えたのは計5クラブとなった。
個人で見ると、新シーズンのオープニングゴールを決めたFW西村拓真が13.75キロメートルでトップの記録に。鳥栖MF河原創が13.54キロメートル、アルビレックス新潟戦でゴールを決めたセレッソ大阪MF奥埜博亮が13.23キロメートルと続いた。
湘南からは移籍後初ゴールを決めたMF小野瀬康介が13.16キロメートルで5番目に多い走行距離を記録。昨年に続き今季も開幕スタメンを飾ったFC東京MF松木玖生は小野瀬に次ぐ、12.97キロメートルを記録し、2年目となる今季も存在感を示している。
新シーズンが開幕し、多くのファン・サポーターは得点やアシストランキングに目を向けがちだが、チームのために汗をかく選手たちの存在もサッカーの醍醐味の1つと言えるだろう。