デ・ヘア、クルトワ、そして… トーレスがアトレチコ新守護神に「世界最高のGK」と太鼓判

アトレチコの正GKを務める23歳オブラク 今季もリーグ8試合でわずか3失点

 アトレチコ・マドリードのFWフェルナンド・トーレスが、自身のインスタグラムで「世界最高のGK」に同僚のヤン・オブラクの名を挙げている。

 17日に行われたリバプール対マンチェスター・ユナイテッドの一戦で、ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘアがビッグセーブを連発した際、ユナイテッドOBのリオ・ファーディナンド氏がツイッターで「なんというセーブなんだ。彼は今まさに世界NO.1のGKだ」と絶賛のコメントを掲載。デ・ヘアこそが世界最高の守護神であることを主張していた。

 一方、トーレスはUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節ロストフ戦を前に、インスタグラムにオブラクとの2ショット写真を投稿。そこには「ロシアへ向かうよ。世界最高のGKと一緒にね」とのメッセージが添えられていた。

 オブラクは2014年、チェルシーへと移籍したGKティボー・クルトワの後釜としてベンフィカからアトレチコに加入。昨季は3位で終えたリーグ戦で18失点しか許しておらず、この数字は優勝したバルセロナよりも11点、2位レアル・マドリードより16点も少ないリーグ断トツの最少失点だった。

 今季もリーグ戦8試合を終えてわずか3失点に抑えている23歳のスロベニア代表GKは、安定したパフォーマンスを披露しており、首位快走の原動力となっている。これまでアトレチコは、デ・ヘアやクルトワなど世界トップクラスのGKを輩出してきたが、オブラクもまたディエゴ・シメオネ監督の指導の下で、世界最高峰の領域に足を踏み入れようとしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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