ドルトムント香川が9戦ぶり先発も低調なプレーに危機感 「継続して積み重ねなくては…」
敵地でCL16強へ価値ある1勝を手にするなか、香川は独紙から最低評価を受ける
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、18日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)スポルティング・リスボン戦で公式戦9試合ぶりに先発フル出場を果たした。チームは敵地での一戦に2-1で勝利したものの、4-1-4-1の右インサイドハーフで先発した背番号23はインパクトを残せず、独メディアからもチーム最低点の評価を下された。
試合後、香川は自身のブログを更新。激しいポジション争いが待っているなかで「これからも継続して積み重ねていかなくてはいけない」と、コンスタントな活躍を誓った。
「今日のチャンピオンズリーグ、スポルティングとの試合。厳しい試合でしたが、勝ち点3を取ることが出来ました」
香川が自身も「厳しい」と振り返ったように、ドルトムントは前半に2点を先制しながら、後半はホームの大声援を受けるスポルティングに押し込まれた。
後半22分にはDFマルク・バルトラが、すでに捕球体勢に入っていたビュルキへバックパスをしてしまい、ペナルティースポットとほぼ同距離の位置で間接FKを献上。これをMFブルーノ・セーザルに豪快に決められ点差を詰められた。直後の同24分にもFWバス・ドストにフリーでヘディングシュートを許すなど、あわやというシーンを与えており、ドルトムントは試合に勝ったとはいえ、やや不安定な戦いぶりを露呈していた。
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