ペップが愛弟子メッシの“生涯バルサ”を願うも移籍の可能性に言及 「私が彼との契約を望んでも…」
「メッシのプレーは私の心を満たすものだ」
「だが、いつの日かあの子も違うところでプレーしたいと決断するかもしれない。彼の子どもたちに英語を覚えさせたいとか、新しい経験をしたいとか、我々の多くが経験したことが起こるかもしれない。それは可能性と言える。彼がいつかそう決断したとしても、それが起きてほしくない。そうなるかもしれない選手のリストは4、5人存在する。そして、クラブは彼と契約したがるだろう。それを決断するのは誰なのか。それは彼で、私ではない。私が彼との契約を望み、他の誰かが望んだとしても、レオ・メッシの決断だ」
こう語った名将は、目の前の大勝負に視線を戻してこう言った。
「私はバルセロナと戦う。間違いなく、彼らのベストプレーヤーはレオ・メッシだ。彼が怪我から復帰してくれて、プレーできる状況になって嬉しい。彼のプレーを見ることはいつの日も喜びであり、私の心を満たすものなんだ」
運命の再戦で世界最高の愛弟子は躍動するだろう。アウェーのベンチ前に立つ指揮官も、メッシが見せる異次元のプレーを心待ちにしている様子だった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2