大型補強遂行のチェルシー、見合わない結果に英メディア揶揄 「お馴染みの話になってきた」
2023年に入り公式戦9試合でわずか1勝どまり
イングランド1部チェルシーは現地時間2月15日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の第1戦でドイツ1部ボルシア・ドルトムントと対戦し、0-1で敗れた。英紙「インディペンデント」は、「タレントは多いが、それに見合うだけの結果が出ない」とチェルシーを揶揄している。
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チェルシーは今冬の移籍市場で、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス、ウクライナ代表ミハイロ・ムドリク、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスなど計8人を補強。しかし、チーム状況は変わらず、2023年に入ってからはわずか1勝しか挙げられていない。
後半もチェルシーが主導権を握るなか、後半18分左サイドのコーナーキック(CK)からドイツ代表FWカリム・アデイェミに単独カウンターを許して失点すると、同点に追いつけないままタイムアップとなった。
英紙「インディペンデント」では、「タレントは多いが、それに見合うだけの結果が出ない」と大型補強が実らないチェルシーの現状に触れ、「それはチェルシーにとってお馴染みの話になってきた」と揶揄した。
また、英公共放送「BBC」は、シーズン途中から指揮を執るグレアム・ポッター監督のコメントを紹介している。
「選手たちは本当によく働いてくれている。僕らが置かれている状況や課題は分かっているし、とてもエキサイティングだ。選手たちの態度はとてもいい。あとは運が良ければいいんだけどね」
ドルトムントは2023年に入っての無敗を維持した一方、チェルシーは23年でわずか1勝と対照的な結果だ。果たして、チェルシーはホームで迎える第2戦でベスト8進出を決めることができるだろうか。