シティFWハーランドは「北欧のターミネーター」 アグエロのクラブ記録到達に英注目「チートコード」

アーセナル戦で3点目を決めたハーランド【写真:ロイター】
アーセナル戦で3点目を決めたハーランド【写真:ロイター】

ハーランドがアーセナル戦でとどめの一撃

 イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間2月15日、プレミアリーグ第12節延期分でアーセナルと対戦し、3-1で勝利した。この試合でノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドが今季26点目をマークし、元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ氏が2014-15シーズンに記録した、クラブの1シーズンにおける最多ゴールに肩を並べた。

 今季、ドイツ1部ボルシア・ドルトムントから完全移籍で加入したハーランドは、リーグ戦22試合の出場で26ゴールをマークし、ハイペースでゴールを量産。すでに3度のハットトリックを達成するなど、その怪物ぶりを示している。

 首位攻防戦となるアーセナル戦でスタメン出場となったハーランドは2-1で迎えた後半37分、MFケビン・デ・ブライネのクロスをゴール前で受けると、ワントラップから右足で3点目をマークした。

 英紙「ガーディアン」は、「試合のあらゆる場面で、シティの攻撃をリードすることで、自らの新たなギアを見つけ出した」とアーセナル戦でのパフォーマンスを評価し、「北欧のターミネーター」と称賛。また、データ分析会社「オプタ」公式ツイッターでは、ハーランドがアグエロ氏の記録に並んだことを伝え、「チートコード」と改めてチート級の選手であることを伝えた。

 今季プレミアリーグ初挑戦ながらクラブ記録に並んだハーランド。シティは23試合を消化し、残り11試合を残すなか、ハーランドはどこまで記録を伸ばすことになるだろうか。

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