「賢く行動したい」 浦和スコルジャ新監督、Jリーグ挑戦1年目で重要視することは?
初の日本での指揮に「Jリーグに順応していきたい」と意気込み
浦和レッズのマチェイ・スコルジャ新監督が、2月16日のトレーニング後にオンライン会見を実施。2日後に迫ったFC東京戦でのJリーグ開幕と自身にとっての日本デビューを前に、シーズンを見通して重要視していることを語った。
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スコルジャ監督はポーランドリーグで通算4回の優勝経験を持ち、直近ではレフ・ポズナンを率いた2021-22シーズンのものと、まさに一線級の指揮官。ポーランド代表の次期監督にも候補として名前が挙がるなかで日本にやってきた。
「私たちはこの道のり、プロジェクトの始まりにいる。そのため、少し忍耐や我慢も必要だろう。最終的にはバランスを見つけたい。チームに浸透させているアイデア、Jリーグで要求されること、浦和の選手たちが持つ能力を日々の練習で見ているが、今度は試合でより把握できるようになる。その知識がよりいいマネージメントにつながる。結果を残すなかでそこを賢く行動したい。周りに目を配り、私がJリーグに順応していきたい」
シーズンのスタートから全体を見渡す視野で話すスコルジャ監督が、シーズンを戦うのに重要だと考えていることは「安定性や効果性の継続」にあるという。
「シーズンを通じて安定したプレーと効果的なプレーを発揮し続けるのが大事だ。私にとって夏の長いブレイクのないシーズンは初めての経験になる。選手たち全体のマネージメントも必要だろう。カップ戦などほかの大会もある。ACL(AFCチャンピオンズリーグ)決勝を含め、多くの選手で戦っていければ。トップレベルを維持し続けるのは大変だが不可能ではない。メディカルスタッフやコーチングスタッフが非常にハードワークしてくれている。全員で選手をサポートし、コンディションをキープさせたい。波はあると思うので、パフォーマンスが低下する時期があったとしても自然だろう。ただ、それを最小限にするのが必要だ」