CLスポルティング戦でフル出場の香川が不発… タッグ再結成のゲッツェとともに独紙最低評価

ドルトムントは敵地で2-1勝利! レアルを上回りグループ首位に

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、18日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節の敵地スポルティング・リスボン戦で、ブンデスリーガ開幕戦のマインツ戦(2-1)以来となる公式戦9試合ぶりの先発フル出場を果たした。チームは2-1で勝利したものの、約5年ぶりとなるドイツ代表MFマリオ・ゲッツェとの待望の先発共演は不発に終わり、独メディアは揃ってチーム最低点を与えた。

 ドルトムントは前半9分に、自慢のスピードを生かした突破からFWピエール=エメリク・オーバメヤンが決めて先制。オーバメヤンはこれでCL3戦連続得点となった。さらに同43分にはアンカーのドイツ代表MFユリアン・バイグルのプロキャリア初ゴールで追加点を奪った。後半は攻め込まれ、間接FKからMFブルーノ・セーザルに至近距離から強烈なシュートを叩き込まれて1点差と迫られるも、なんとか反撃をしのいで勝ち点3を手にした。

 右インサイドハーフとして先発した香川だったが、隣でプレーしたゲッツェとともに存在感は薄かった。ドイツ地元紙「ルール・ナハリヒテン」の採点(1が最高、6が最低)では香川とゲッツェ、そして左サイドバックで先発したDFパスラックにチームワーストの4点が付けられた。負傷欠場のMFラファエル・ゲレイロやMFゴンサロ・カストロが今季出色のパフォーマンスを見せる中盤センターで、代役を務めた2人は落第点。現在リバプールを率いるユルゲン・クロップ前監督時代の黄金タッグは「期待ハズレ」と評価されたようだ。久々のチャンスが巡ってきた香川だったが、トーマス・トゥヘル監督に実力をアピールできなかった。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング