アーセナル、三笘獲得を「56億円で検討中」 補強動向へ英メディア指摘「乗り出している」
大ブレイクの三笘へ関心? 夏の補強の可能性に英見解
イングランド1部ブライトンの三笘薫は、今季プレミアリーグで大ブレイクを遂げ、ビッグクラブ入りの噂が伝えられている。そんななか英メディアは、かねてから関心が伝えられてきたアーセナルが3500万ポンド(約56億円)での獲得を検討中だと指摘している。
三笘は昨季、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへレンタル移籍し、公式戦29試合に出場して8得点4アシストと結果を残して、ブライトンへ帰還。初のプレミアリーグ挑戦となったなか、世界最高峰とも言われる舞台で堂々たるパフォーマンスを見せている。
現地メディアによれば、直近の公式戦8試合で5ゴールと躍動する日本人アタッカーを巡って、プレミアリーグのビッグクラブが熱視線を送っているとの噂も。なかでもアーセナルは今冬の移籍市場で獲得候補へリストアップされたとの情報も上がるなど、三笘への関心を強めている可能性が指摘されている。
そんななか、英メディア「caught offside」は「アーセナルがプレミアリーグのスピードスターに関心、3500万ポンドでの獲得を検討中」と見出しを打ち、「三笘薫の獲得に乗り出しているようだ」と報道。記事では前線ワイドが強化ポイントであることが指摘され、三笘の獲得により「アーセナルがファイナルサードで改善するのに役立つだろう。長い目で見ればアーセナルの資産となり得る」との見解が示されている。
同メディアはブライトン側が3500万ポンドを要求すると見立てている一方、「アーセナルが彼のために大金を用意するかどうかはまだ分からない」と、現時点で獲得へ本腰を入れているかどうかは不透明だと強調。今冬アーセナルはブライトンからエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得を目論みながら失敗した経緯もあり、「ガナーズが三笘と契約したいのであれば、3500万ポンドを出さなければならないだろう」と伝えた。
プレミアリーグでの活躍ぶりから市場価値を急激に高めている三笘。来季にステップアップ移籍を果たせるのか、去就動向に引き続き注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)