デ・ブライネが「冨安のミスを罰した」 左足で決めた高精度シュートを英絶賛「見事なフィニッシュ」

1ゴール1アシストで勝利に貢献したデ・ブライネ【写真:ロイター】
1ゴール1アシストで勝利に貢献したデ・ブライネ【写真:ロイター】

デ・ブライネが1ゴール1アシストで勝利に貢献

 イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間2月15日、延期分のプレミアリーグ第12節でアーセナルと対戦し、3-1で勝利した。この試合でベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが先制ゴールを奪ったなか、英メディアでは「冨安健洋の酷いミスを罰し、見事なフィニッシュ」と、デ・ブライネの活躍を伝えた。

 首位攻防戦となった重要な一戦は前半24分、日本代表DF冨安健洋がロングカウンターに対応しようとしたなか、GKアーロン・ラムズデールへのバックパスが短くなったところをデ・ブライネが拾い、左足のダイレクトで無人のゴールに流し込んだ。

 試合はその後、前半42分にアーセナルがMFブカヨ・サカのペナルティーキック(PK)で同点に追い付くも、後半28分にMFジャック・グリーリッシュが勝ち越しゴール、同37分にはMFイルカイ・ギュンドアンからデ・ブライネとつなぎ、最後はFWアーリング・ブラウト・ハーランドが右足で追加点を奪取し、シティが3-1で勝利し首位に立った。

 デ・ブライネの先制弾には賛辞が相次ぎ、英メディア「GIVE ME SPORT」は「冨安健洋の酷いミスを罰し、見事なフィニッシュ」「左足で信じられないようなチップ」と絶賛。英紙「デイリー・メール」では元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が「彼は自分がどこにいて、GKがどこにいて、どう蹴ればいいかを分かっていた。なんてフィニッシュだ」と舌を巻いたコメントを紹介している。

 1ゴール1アシストで勝利に貢献したデ・ブライネ。今季リーグ戦では12アシスト目となり、アシストランキングでトップに君臨。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)では悔しい思いをした司令塔がプレミアリーグのタイトルを勝ち取るべく、首位攻防戦で躍動して見せた。

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