「スタッフ、選手全員が冨安を選ぶ」 アーセナルのアルテタ監督、失点ミスの冨安健洋を擁護
シティ戦で冨安のパスミスから失点、アルテタ監督が言及「こういうことは起こる」
イングランド1部アーセナルのミケル・アルテタ監督が、現地時間2月15日の第12節延期分マンチェスター・シティ戦(1-3)で失点につながるパスミスを犯した日本代表DF冨安健洋について言及し、「スタッフ、選手全員が冨安を選ぶ」「結局のところ、子供も大人もミスを犯すことがある」と擁護している。
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優勝を争うシティとの大一番で、リーグ戦10試合ぶりに先発へ抜擢された冨安。前半24分、GKアーロン・ラムズデールへのバックパスをベルギー代表MFケビン・デ・ブライネに奪われ、先制ゴールを献上するミスを犯した。
その後、イングランド代表MFブカヨ・サカのPKで追い付いたアーセナルだったが、後半の2失点で1-3と敗戦。アーセナルは1試合未消化ながらシティに首位の座を明け渡す形となり、2位に順位を落としている。
冨安のミスが現地でもクローズアップされたなか、現地時間2月18日のアストン・ビラ戦に向けた会見でアルテタ監督が言及。「もしスタッフ、選手全員で『リーグ優勝のために1人の選手を選ばなければいけない』という賭けをしたなら、全員が冨安を選ぶと思う」と擁護し、「これがサッカーであり、こういうことは起こる。22歳でも28歳でも31歳でも関係ない」と続けた。
さらに「結局のところ、子供も大人もミスを犯すことがある。私たちはミスをした。でも幸いなことに、それほど多くポイントを失ったわけではないし、かなり多くのことを実現できた」とポジティブな側面に目を向け、アストン・ビラ戦に気持ちを切り替えていた。
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