ドルトムントが敵地でスポルティングを撃破しCL2勝目 香川は公式戦9試合ぶりの先発フル出場
終盤に負傷者が続出する悪夢のような展開
ドルトムトムントは後半に入り、ミスから相手に絶好機を献上する。DFバルトラのバックパスをGKビュルキがエリア内でキャッチしたため、スポルティングに間接FKが与えられた。ペナルティースポットよりやや前の至近距離からMFカルバーリョが一度触った後にMFブルーノ・セーザルが強烈なシュートを叩き込んで、同22分にその差が1点差となった。
失点直後、ドルトムントは怪我明けのDFバルトラがDFピスチェクと交代。その3分後にはDFギンターにもアクシデント発生で、MFローデとの交代でベンチに下がった。後半アディショナルタイムにはDFパスラックも負傷する悪夢のような展開で、下部組織出身18歳のMFブルニッチをスクランブル投入する緊急事態で、チームはさらなる野戦病院と化す危機に直面している。
失点以降、流れはスポルティングに傾き、互いにヒートアップするシーンが増えるなど激しい展開となったが、試合はそのまま2-1で終了。グループFのドルトムントは2勝1分で勝ち点を7に伸ばした。
盟友ゲッツェとのコンビで開幕戦以来のフル出場だった香川だが、不用意なボールロストが目立つなど、インパクトを残すことはできなかった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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