現地で冨安の“スタメン推奨”が加速? アーセナルOB&英紙が指摘「シティを翻弄できる」「状況をリフレッシュさせるかも」

冨安健洋のマンC戦スタメンを推す声が過熱【写真:Getty Images】
冨安健洋のマンC戦スタメンを推す声が過熱【写真:Getty Images】

英国内で冨安スタメン起用への意見が多数

 イングランド1部アーセナルは現地時間2月15日、プレミアリーグ第12節延期分でマンチェスター・シティと対戦する。優勝争う2チームの激突には注目が集まるなか、現地では日本代表DF冨安健洋のスタメン予想の熱が過熱しているようだ。

 ホームのアーセナルは21試合を終えて勝ち点「51」(16勝3分2敗)を獲得して首位。一方のシティは22試合で同「48」の2位で追う。アーセナルのミケル・アルテタ監督はプレミアリーグ直近6試合連続で同じ先発メンバーを起用してきたが、プレミアリーグ公式サイトが「冨安健洋も出番を得られるかもしれない」と可能性を指摘していた。

 加えて英紙「ザ・サン」でもスタメン予想を展開。「アルテタは2つの大きな変更を加えるかもしれない」として、冨安と前節に途中出場から得点を決めたベルギー代表FWレアンドロ・トロサールの先発起用の想定を立てている。

 記事では「懸念されるのはガナーズが直近のリーグ戦3試合でクリーンシートを達成できていないこと」と指摘し「元シティのオレクサンドル・ジンチェンコが現状レギュラーだが、日本人右サイドバック(SB)冨安がその代役を務め、状況をリフレッシュさせるかもしれない」としている。

 また英紙「メトロ」はクラブOBのトニー・アダムス氏のコメントを紹介。アダムス氏は「今シーズン初めにリバプールを破ったとき、アルテタは冨安健洋を左サイドバックに起用したが、それは天才的な配置だった」と昨年10月9日の第10節リバプール戦(3-2)で左SBのスタメンに入り、相手のエースFWモハメド・サラーを抑えたプレーを引き合いに
先発起用を推奨した。

 アダムス氏は続けて「1月のマンチェスター・ユナイテッド戦でも、ホワイトに代わってトミがマーカス・ラッシュフォードの動きを止めていたね」とその守備能力を絶賛。冨安が先発すれば「中盤と前線でシティのディフェンス左の弱点を突いて、彼らを翻弄できる」と太鼓判を押している。

 英国でも冨安スタメンの話が濃厚になってきているが、ミケル・アルテタ監督は大一番でどんな11人を送り出すだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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