バルサが「史上最高のディフェンス」 リーグ戦6連勝…次節で無失点なら初の快挙へ
21試合でわずか7失点は1993-94シーズンのデポルティーボ・ラ・コルーニャ以来
スペイン1部バルセロナは現地時間1月13日のラ・リーガ第21節でビジャレアルに1-0で勝利を収め、リーグ戦6連勝を飾った。今季7度目のウノセロ(1-0)勝利を飾った鉄壁の“ブラウ・グラーナ”を「史上最高のディフェンス」と称賛する声が上がっている。
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今季のバルセロナは21節を終えて勝点56を積み上げ、堂々の首位に立っている。敗れたのは昨年10月のレアル・マドリード戦(1-3)の1試合のみ。消化試合はバルセロナが1試合多いとはいえ、2位レアルに勝点11差をつけている。
その強さを支えているのが堅牢な守備陣だ。リーグ戦21試合で与えた失点はわずかに「7」。複数失点を許したのは敗れたレアル戦のみで、クリーンシート(無失点試合)は16試合もある。また、本拠地カンプ・ノウでは第15節エスパニョール戦(1-1)の1失点しか喫していない。
スペイン紙「スポルト」によれば、21試合で7失点(1試合平均0.33失点)は1993-94シーズンのデポルティーボ・ラ・コルーニャに並ぶ記録だという。過去に22試合を7失点で終えたクラブはなく、次節も無失点で終えれば史上初の快挙となるようだ。同紙は「史上最高のディフェンス」とバルセロナの守備力の高さを称えている。
そして、ビジャレアル戦でウノセロ(1-0)の勝利も今季7度目。シャビ・エルナンデス監督率いるチームの代名詞のようにもなっている。英紙「デイリー・メール」も「バルセロナは1-0の達人」「1-0の勝利はシャビがバルセロナに残した最大の功績」とその堅実さを高く評価した。
リーグ制覇から3シーズン遠ざかっているバルセロナだが、“史上最高”の守備を武器にタイトル奪還へと突き進んでいる。