ここ6シーズン、J1優勝を分け合っている頂上決戦で開幕

　Jリーグ開幕を今週末に控え、2月14日に「2023 Jリーグキックオフカンファレンス」が東京都内で開催された。

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　J1の18クラブから各1名の選手が招待され、第1部のトークセッションはお笑い芸人のりんたろー。さん （EXIT）、せいやさん（霜降り明星）、ゆりやんレトリィバァさんをゲストに、フリーアナウンサーの中川絵美里さんが司会を務めて進行された。

　各選手がアピールポイントのフリップを上げるなどトークが進み、FC東京の日本代表DF長友佑都は昨年のカタール・ワールドカップ（W杯）での活躍をねぎらわれると「ブラボーがあんなにぶっ飛んでいくとは思わなかった。自分が一番、言いづらくなっている。つらいです。普通に出すと、『出た』って言われる。W杯の熱が冷めないようにJリーグを盛り上げていきたい」と、冗談を交えつつも開幕に向けた思いを語った。

　2月17日に唯一の金曜開催で昨季優勝の横浜F・マリノスと2位の川崎フロンターレが対戦する。ここ6シーズン、J1優勝を分け合っている頂上決戦に向け、ホームで戦う川崎のFW小林悠は「昨年、タイトルを取れずに終わった悔しさがあるので、開幕からいい試合をしたい」と意気込み。横浜FMのFW宮市亮は「30周年ということで注目される一戦、盛り上げられるように熱い戦いにしたい」と話した。

　1993年5月の開幕から30年を迎え、さらなる発展を期すJリーグ。シーズン開幕の足音はすぐ近くまで聞こえている。