アーセナル監督、マンCとの大一番でスタメン変更の可能性 冨安の“抜擢例”に英注目

アルテタ監督がマンC戦でスタメンを入れ替えか【写真:ロイター】
アルテタ監督がマンC戦でスタメンを入れ替えか【写真:ロイター】

新戦力トロサールが定位置争いに食い込むか

 日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、現地時間2月15日に優勝争いのライバルであるマンチェスター・シティとの直接対決を迎える。この大一番に向けてミケル・アルテタ監督は不動のベストメンバーに変更を加える可能性が浮上している。

 プレミアリーグで首位を走るアーセナルだが、直近3試合は白星から遠ざかっている。そうしたなかで迎える2位シティとの天王山。昨年9月、エリザベス女王の死去による試合日程の変更があったため、リーグ戦でこの両チームが戦うのはこれが今季初となる。

 アーセナルを率いるアルテタ監督はここまで負傷以外の理由でスタメンの顔ぶれを大きく変えることはせず、ベストメンバーを固定してきた。しかし、英メディア「フットボール・ロンドン」や英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」は、左ウイングのFWガブリエウ・マルティネッリが今年に入ってやや調子を落としていることもあり、今冬に新加入したMFレンアドロ・トロサールが代わりに先発する可能性を報じた。トロサールは1-1の引き分けに終わった前節ブレントフォード戦で途中出場から移籍後初ゴールを決めていた。

「フットボール・ロンドン」はアルテタ監督による冨安の左サイドバック起用を例に、トロサールが定位置争いに食い込んでくる可能性を次のように伝えている。

「アルテタは水曜日に信頼してきた先発メンバーに変更を加えるかどうかを決める必要がある。このスペイン人指揮官は今季すでに強豪相手に驚くべき選手の変更も行っている。最も目を引いたのはリバプール戦でキーラン・ティアニーではなく冨安健洋を起用したことだ。この日本人DFはダルウィン・ヌニェスとモハメド・サラーを相手に素晴らしいプレーを見せ、オレクサンドル・ジンチェンコが戦線復帰するまで左サイドバックの役割に固定された。トロサールも先発出場でいい試合ができれば、同じ結果を得られるかもしれない」

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメントもまもなくスタートし、終盤戦に向けて選手のターンオーバーは必須となるだろう。シティをホームに迎える重要な一戦でアルテタ監督がどのようなメンバーをピッチに送り出すのか注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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