マンUの18歳FWに指揮官が注文? 追加点で勝利に貢献も…さらなる成長を期待「多くを学ばなければならない」
ガルナチョが途中出場から今季2ゴール目をマーク
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間2月12日、プレミアリーグ第23節でリーズ・ユナイテッドとアウェーで対戦し、2-0で勝利した。この試合でFWアレハンドロ・ガルナチョが追加点をマークし、勝利に貢献したなか、エリック・テン・ハフ監督がガルナチョに向けてアドバイスを発したようだ。英紙「デイリー・ミラー」が伝えている。
ガルナチョは後半16分にMFジェイドン・サンチョとの交代でピッチに立つと、0-0のまま迎えた同35分、左サイドの高いポジションを取ったDFルーク・ショーがゴール前にクロスボールを上げると、FWマーカス・ラッシュフォードがこれにヘディングで合わせて先制に成功した。
そして迎えた後半40分、左サイドでMFフレッジ、FWボウト・ベグホルストとつないで左サイドの裏のスペースにスルーパス。ガルナチョはファーストタッチで相手DFの前に出るとそのままゴール前にドリブルで前進。右足でニアサイドのポストに当たりながらゴールネットを揺らした。試合はそのまま2-0でユナイテッド勝利している。
「デイリー・ミラー」によると、ガルナチョは現地時間9日に行われた延期分の第8節リーズ・ユナイテッド戦(2-2)で決定機を決め切れず、勝利を逃したチームの批判対象となっており、エリック・テン・ハフ監督はそれを受け、「それは普通のことだ。彼は若い選手で多くを学ばなければならない」と言及。ゴールに関しては「素晴らしいフィニッシュだった」と称賛のコメントを残したが、改善の余地があると感じているようだ。
ガルナチョがゴールを決めた瞬間にはガッツポーズをして笑顔で喜びを見せたテン・ハフ監督だが、18歳の将来を見据えたうえで厳しい言葉を投げかけた。今季途中出場から出番を掴みかけているアルゼンチンの逸材は、オランダ人指揮官の下、さらなる成長を遂げることができるだろうか。