三笘薫、来季ビッグクラブ入りは妥当? 意外にも多い“残留派”の声「デ・ゼルビの下で見たい」
【特集|三笘薫“解剖”/読者評価】ステップアップ移籍を巡り賛否両論
三笘薫は今季、イングランド1部ブライトンでブレイクを遂げ、その名は一気に英国中へ広がった。「FOOTBALL ZONE」では、そんな日本人アタッカーの“現在”に迫るべく特集を展開。来季のビッグクラブ入りを巡る読者アンケートを実施し、ステップアップ移籍への賛否の声を集めた。
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三笘は昨季、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへレンタル移籍し、公式戦29試合に出場して8得点4アシストと結果を残して、ブライトンへ帰還。初のプレミアリーグ挑戦となったなか、世界最高峰とも言われる舞台で堂々たるパフォーマンスを見せている。
プレミアリーグでの活躍ぶりから、英メディア上ではアーセナルやマンチェスター・シティといった強豪クラブからの関心が伝えられるなど、ビッグクラブ入りへの期待が高まりつつある。そうした状況を踏まえ、「FOOTBALL ZONE」では三笘の来季ビッグクラブ入りを巡る読者アンケートを実施。プレーして欲しいクラブとその理由への意見を募った。
国内ファンからの得票数と意見から“推しの声”として最も多かったのがブライトンへとどまることを望む“残留推奨派”だった。その理由として目立ったのが、イタリア人のロベルト・デ・ゼルビ監督下で上手く機能している点。「デ・ゼルビの下で見たい」「デ・ゼルビ監督の下、プレミア優勝、CL優勝を目指して欲しい」との声が上がっており、残留派は全体の3分の1を占めている。
一方“移籍推奨派”では、アーセナルへの移籍を推す声が最も多く、次いでマンチェスター・シティ、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、チェルシー、FCバルセロナ、ニューカッスル、その他という結果に。アーセナル派では「アルテタと相性が良さそう」「冨安との日本人コンビが見たい」との声が上がり、シティ派では「グリーリッシュより良い」「グアルディオラと一緒のチームを見たい」と期待を寄せていた。
直近のプレミアリーグ第23節クリスタル・パレス戦(1-1)では、相手の厳しいマークに遭い見せ場が限られた三笘。それでも卓越した技術への評価は依然として高く、プレミアリーグを席巻するパフォーマンスによりステップアップへ期待が高まるものの、国内ファンからは“デ・ゼルビ監督下”という条件付きながら、意外にもブライトン残留を求める声が多数を占めていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)