三笘はリバプールで「ルイス・ディアスとポジションを争う」 元英代表の”獲得推奨”に地元紙も反応
三笘の動向に関心、元英代表MFシャーウッド氏の発言に反応
イングランド(英)1部トッテナムやアストン・ビラなどで監督を務めた元英代表MFティム・シャーウッド氏がブライトンでブレーク中の日本代表FW三笘薫を称賛。来季にはリバプールへ移籍する可能性があるとその実力に太鼓判を押している。リバプールの現地メディアも「ルイス・ディアスとポジションを争う」と三笘の動向に関心を寄せている。
三笘は今季公式戦21試合に出場し、7得点2アシストを記録。プレミアリーグでは直近6試合で4得点とまさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。ビッグクラブ相手にも得意のドリブルは冴え渡り、特にカップ戦も含めて3度対戦しているリバプールとの試合では、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを圧倒してきた。
そんな三笘について、プレミアリーグでの指揮経験を持つシャーウッド氏は英衛星放送「スカイ・スポーツ」で「彼は全てを備えている」と三笘が持つクオリティーの高さを絶賛し「世界最高のリーグであるプレミアリーグでのプレーを楽しんでいる」と語った。そして「リバプール(への移籍)?来シーズンだ」と今夏にはステップアップ移籍の可能性もあるとの見解を示していた。
そんなシャーウッド氏のコメントに地元紙「リバプール・エコー」も反応。「レッズは三笘のことをよく知っている。先月、プレミアリーグでリバプールを3-0で下したシーガルズ(ブライトンの愛称)でこの日本人ウインガーは主役を演じ、さらに2週間後のFAカップではアディショナルタイムに決勝点を決める活躍を見せている」とすでに三笘の実力がリバプールでもよく知られているとした上で「もしレッズが彼を獲得すれば、ルイス・ディアスとポジションを争うことになりそうだ。今季の悲惨な負傷者の状況を考えれば、選手層に厚みを加える存在は熱烈に歓迎されるだろう」と伝えられている。
リバプールは現在プレミアリーグで10位と低迷していることもあり、今季終了後には戦力の刷新も噂されている。夏の補強候補として三笘の名前は挙がってくるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)