W杯後すでに5得点! 日本代表FWの”スター級”の活躍を英国絶賛「不屈のフォワード」「驚異的」
前田はセント・ミレン戦で今シーズン公式戦9ゴール目をマーク
スコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然は現地時間2月11日、スコティッシュカップ5回戦セント・ミレン戦(5-1)で今シーズン公式戦9ゴール目をマーク。カタール・ワールドカップ(W杯)以降、約2か月の間に5得点と好調を維持する日本代表FWに現地でも高い評価が与えられている。
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4-3-3の前線左ウイングで先発した前田だったが、センターフォワード(CF)でともにスタメンだったFW古橋亨梧が前半14分に相手との接触で左肩を負傷し途中交代。急遽前田がポジションを変え、最前線に入った。
するとその2分後、古橋と交代でピッチに入ったMFリエル・アバダの縦パスに反応したMFアーロン・ムーイが右サイドからグラウンダーのクロスを供給。反応した前田がスライディングで上手くゴールへ流し込み、チームの先制点をゲットした。
前線の守備も含めその後も奮闘した前田は後半33分までプレー。試合は途中出場のMF旗手怜央がペナルティーキック(PK)を含めた2ゴール、韓国代表FWオ・ヒョンギュが移籍後初ゴールをマーク。MFマット・オライリーの1得点を含めた、5ゴールのラッシュとなり、5-1でセルティックが快勝を収めている。
セルティック専門メディア「The Celtic Way」はこの試合の旗手を10点満点中の7点、初ゴールのオ・ヒョンギュに6点の及第点を付けたなか、前田にはチーム最高タイの8点を与えた。
「キョウゴに代わってセンターフォワードを務めると、その90秒後にはニアに飛び込んでトレードマークとなるゴールを決め今季9点目をマーク」とその活躍を報じ、「ワールドカップ決勝で日本代表としてゴールを決めたことで、ラインをコントロールすることに慣れてきている。彼の仕事量とエネルギーレベルは驚異的だ」と絶賛の言葉を送っている。
地元紙「Scottish Daily Express」では前田に10点中8点の最高得点を付け「セルティックのスター選手」と最大限の称賛を伝えた。また英衛星放送「スカイ・スポーツ」でもこの試合の前田に高い評価を与えると「不屈のフォワード」と称し称えている。
各方面から攻守の活躍で注目を集める前田。イングランド1部サウサンプトンからの興味も伝えられているが、カタールW杯後に一皮剥けたのは間違いないだろう。