ファンブルで「大失態をプレゼント」 ブライトン守護神、“痛恨ミス”の瞬間に英注目「チームに苦々しい打撃」
ブライトンはクリスタル・パレスに1-1のドロー 守護神が痛恨のミスで失点
ブライトンは現地時間2月11日、プレミアリーグ第23節でクリスタル・パレスと対戦し、1-1と引き分けた。日本代表MF三笘薫は先発フル出場を果たし、攻守に存在感を発揮した。そんななか、失点の場面でGKロベルト・サンチェスが犯した痛恨のミスに対し、英メディアは「大失態をプレゼント」と見出しを打って取り上げている。
三笘は直近の公式戦7試合で5ゴールを記録し、チームも6試合負けなしと好調を維持している。クリスタル・パレス戦でも序盤から押し込む展開が続き、前半26分にMFソリー・マーチとのワンツーからペナルティーエリアに侵入した三笘が右足でシュートを狙うも、相手GKのセーブに阻まれる。前半32分には、ゴール前に駆け上がったエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンがネットを揺らすも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認の結果、オフサイドで取り消しとなった。
それでも後半18分、エストゥピニャンのクロスをアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターがダイレクトボレーを叩き込んで先制点を奪った。しかし後半24分、予想だにしない形で失点を喫してしまう。クリスタル・パレスのセットプレーの場面で、緩やかなボールが放り込まれた際、ロベルト・サンチェスがハイボールをファンブルしてしまい、こぼれ球をあっさり押し込まれて失点してしまう。
ブライトンが試合を優勢に進める中で、最終的には1-1の同点に終わった。英紙「ミラー」は「ロベルト・サンチェスが大失態をプレゼント」と見出しを打ち、守護神が犯した痛恨のミスに焦点を当てている。記事では「サンチェスにとって忘れたい瞬間」とし、「来季の欧州リーグ出場権を確保したいブライトンにとって、苦々しい打撃となることに疑いの余地はない」と、今後の上位争いの命運を分ける可能性のある場面だったと強調していた。