「ミトマを止められる右SBを見たことない」 ブライトン同僚が脱帽、プレミア席巻プレーは「質が高い」
スペイン人GKサンチェスの“三笘評”に現地注目
イングランド1部ブライトンの日本代表FW三笘薫は、直近の公式戦7戦5発と大ブレイクを遂げ、英国内で注目の的となっている。その活躍ぶりに同僚も脱帽の声を上げ、スペイン人GKロベルト・サンチェスは「ミトマを止められる右サイドバック(SB)を見たことがない」と語っている。
三笘は昨季、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへレンタル移籍し、公式戦29試合に出場して8得点4アシストと結果を残して、ブライトンへ帰還。初のプレミアリーグ挑戦となったなか、世界最高峰とも言われる舞台で堂々たるパフォーマンスを見せている。
とりわけ、カタール・ワールドカップ以降の活躍ぶりは目覚ましい。昨年末に行われたプレミアリーグ第18節アーセナル戦(2-4)で得点すると、2月4日のリーグ第22節ボーンマス戦(1-0)までの公式戦7試合で5ゴールをマーク。その勢いはとどまる気配を見せない。
そんな日本人アタッカーの活躍ぶりに、チームメイトも舌を巻いている。ブライトンの地元メディア「Sussex Live」は守護神サンチェスの“三笘評”に注目。「ゴールキーパーのロベルト・サンチェスは日本人ウインガーの最近の調子を高く評価している」として、そのコメントを伝えている。
切れ味鋭いドリブル突破で敵を翻弄し続ける三笘を、サンチェスは「今、ミトマを止められる右SBを見たことがない」と絶賛。「彼は質が高く、彼がチームにいることを本当に嬉しく思うよ」と、直近3戦連続ゴール中のMFを褒め称えた。
三笘のスキルに関しては以前、エクアドル代表MFモイセス・カイセドも「信じられないほどだ」とクラブ公式インタビュー上で語るなど、現地メディアやファンらに続き、チームメイトからも賛辞が続々と寄せられており、センセーショナルな活躍を続ける三笘に対して、今や誰もが期待の眼差しを向けている。
(FOOTBALL ZONE編集部)