インテルが主将変更騒動 CEOが理由を示唆「クラブへの忠誠心や愛情と相容れない人物が…」
契約延長を拒否し、シーズン終了にゼロ円移籍の可能性大
イタリア1部セリエAの名門インテルで、スロバキア代表DFミラン・シュクリニアルがキャプテンの座を剥奪された。インテルのジュゼッペ・マロッタCEO(最高経営責任者)のコメントを、インテル専門ニュースサイト「FCインテルニュース」が伝えている。
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シュクリニアルは今季シーズン前と今冬の移籍市場でフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が近づいたとされるが残留した。今季限りで契約が満了を迎えるセンターバックは、契約延長を拒否。そして、冬の移籍市場が閉じて来季に向けて他クラブとの交渉も解禁された段階で、シュクリニアルからキャプテンの座を剥奪することを決定したという。
マロッタCEOは「キャプテンマークには、身に付ける者が備えていなければいけない価値観がある。クラブへの忠誠心や愛情と相容れない人物が、その候補者にはなり得ない」とコメントし、その去就問題が理由であることを示唆した。
シュクリニアルは2017年に同リーグのサンプドリアからインテル入り。188センチの長身DFは27歳と選手としての最盛期を迎え、ドイツの移籍専門サイト「transfermarkt」では、市場価値が6000万ユーロ(約64億円)と見積もられるなど欧州屈指のセンターバックにも成長した。インテルとしてはゼロ円での流出の可能性が高まるなか、キャプテンの要職を任せるわけにはいかなくなったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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