バルサの深刻な財政問題を英報道 解決のためにマンU行きの可能性が浮上した2選手とは?

バルセロナに主力2選手売却の可能性【写真:ロイター】
バルセロナに主力2選手売却の可能性【写真:ロイター】

バルセロナは選手売却で資金集めが必要な状況に

 スペイン1部FCバルセロナに所属するスペイン代表FWアンス・ファティは今季、リーグ戦20試合に出場して3ゴール3アシストをマーク。本領発揮に向けてギアを上げようとしているなか、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングとともに、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッド行きの可能性が浮上したことを英紙「デイリー・メール」が報じた。

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 現在20歳のファティはバルセロナの下部組織で、日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)らとともにプレー。2019年にトップチームデビューを果たし、昨季から長年アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)が背負った背番号10番を引き継いでいた。

「デイリー・メール」紙によると、バルセロナはラ・リーガから1億7700万ポンド(約280億円)の賃金削減を指示されたようで、選手の売却で財政問題の解決に動かなければならない状態だという。「フレンキー・デ・ヨングとアンス・ファティが売却され、資金を確保する可能性」と、バルセロナが資金確保に動くことが伝えられ、ファティにイングランド移籍の可能性が浮上した。

 また、記事では「バルセロナがリーグの規則に従うためには、さらなる財政的犠牲を強いられる」と、深刻な財政問題を伝え、2選手を売却する必要性を説明すると、揃って「マンチェスター・ユナイテッドが両選手を獲得する可能性がある」と伝えた。

 ユナイテッドは昨夏にデ・ヨングの獲得を目指すも実現せず。今冬の移籍市場では大きな動きがなく、来夏の移籍市場ではファティのようなスター選手の獲得に動くかもしれない。

 バルセロナで背番号10を着用し、クラブのアイコンとして活躍が期待されているファティだが、フランス行きを決断したメッシと同様に、財政問題解決のためにスペインから旅立つことになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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