日本と欧州のサッカーは「まったく別もの」? Jリーグ復帰の香川真司に元日本代表DFらが見解「難しいと思うけれど…」
内田氏と安田氏が海外からJ復帰の難しさを考察
J1セレッソ大阪に、元日本代表MF香川真司が12年半ぶりに戻ってきた。長らく欧州で活躍し、日本代表でも10番を付けていたアタッカーには大きな期待が懸かる。海外から日本リーグ復帰について、元日本代表DFが議論を交わした。
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かつて世代別代表やA代表でも香川とともにプレーしていた元日本代表DF内田篤人氏と元日本代表DF安田理大氏。2人は、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」内で、香川のJリーグ復帰ついて考察している。
香川の復帰後、C大阪の開幕戦のチケットの売り上げが好調だと報じられているが、2012年から14年にはユナイテッドでもプレーした8番の姿は、多くの人が注目しているはずだ。
内田氏が「お客さんが呼べる選手は貴重」と言うと、安田氏も「それは貴重。今回のW杯にしても、あまり普段サッカーを見ない人が見てくれた。(そういう人たちが)試合に来てくれて、サッカー選手はご飯を食べられているわけだから。その人数をどれだけ増やすかが大事。やっぱり香川真司といえば、サッカーを知らない人でも知っている。それで一度は足を運んでみようという人もいると思う。プレーでギャフンと言わせてほしい」と、期待を寄せた。
すると内田氏は「難しくない? 海外からJリーグに戻って」と、12年半ぶりの復帰による難しさについて聞くと、安田氏も「難しいと思う」と言い、「体も違うし、サッカーも違う。サッカー、まったく別ものやから」とその理由を説明した。それでも「難しいと思うけれど、監督が若い頃を知っていて、真司の今の状況も知っている。夏にも練習参加していたから、スムーズに入れると思う」と、チームに受け入れ態勢が整っているメリットがあると期待を寄せた。
香川のJリーグ再デビューとなる可能性がある開幕戦のアルビレックス新潟戦は、2月18日に行われる。12年半ぶりのJリーグのピッチで、香川はどんなプレーを見せてくれるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)