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韓国のエースが胸に刻むオランダ英雄FWの言葉 「僕に“良い選手だ”と言ってくれた」
ソン・フンミンが抱く、ハンブルガー時代の同僚ファン・ニステルローイへの感謝の思い
トットナムの韓国代表FWソン・フンミンは16歳の時にハンブルガーSVの下部組織へ渡り、その後にトップチームデビューを果たして欧州でのキャリアの第一歩を歩み始めた。当時を振り返ると、周囲に頼れる存在もおらず「孤独を感じていた」という韓国のエースは、その時に手を差し伸べてくれた恩人として元オランダ代表の英雄ストライカーの名前を挙げている。英紙「デイリー・メール」が報じた。
9月には4得点を挙げて、プレミアリーグの月間MVPを獲得するなど絶好調のソン。ハンブルガーSVからレバークーゼン、そしてトットナムと着実にステップアップを遂げているが、ここにたどり着くまでにはイバラの道を歩んできたのだという。
まだ高校生だった09年にハンブルガーの下部組織に加入したが、当時は右も左も分からずにストレスを貯めていたという。
「16歳にとっては難しいものだった。ヨーロッパに来た時、英語もドイツ語も分からなかった。何一つ、だ。友だちも誰も知らない。誰も僕のところに来ない。とても孤独を感じていた。みんなが僕を助けなければいけないから、僕はとても控えめに過ごしていた。1年目はとてもタフだった」
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